三重県がふるさと納税有償返礼品を導入
三重県は、2024年10月10日03:00に「ふるさと納税有償返礼品の導入について」というニュースを公開しました。
ふるさと納税有償返礼品とは
ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付を行う制度です。寄付額の一部が税金から控除されるため、お得に自治体を支援できます。
これまでは、寄付に対してお礼の品（返礼品）が自治体から贈られていましたが、一部の自治体では返礼品の額が寄付額を上回る「過剰返礼」が問題になっていました。
そこで、2019年に「ふるさと納税における返礼品の適正化に関する法律」が施行され、返礼品の費用が寄付額の30%を超えてはいけないと定められました。
これに加えて、2024年10月以降は、一部の自治体で有償返礼品の導入が認められることになりました。
三重県の有償返礼品
三重県では、以下の2種類の有償返礼品が導入されます。
- 体験型返礼品: 地元の職人による体験教室や、地元の食材を使った料理教室など、体験型の返礼品。
- 品物＋寄付金型返礼品: 三重県の特産品と、寄付金の組み合わせ。寄付金は自治体の財源として使用されます。
有償返礼品には、定価が設定されます。寄付者は、定価の範囲内で任意の金額を寄付できます。
導入目的
三重県が有償返礼品を導入する目的は、以下のとおりです。
- 地方創生の促進
- 地域資源の活用
- 自治体の財源確保
また、過剰返礼の防止や、税金の適正な使途を確保することも目的としています。
関連情報
- 三重県「ふるさと納税有償返礼品の導入について」 www.pref.mie.lg.jp/FURUSATOZAIMU/HP/j1041300027.htm
- 総務省「ふるさと納税における返礼品の適正化に関する法律」 www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban03_02000165.html
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