東京商工リサーチが発表した9月の倒産状況
東京商工リサーチが2024年10月8日午前4時30分に発表した「2024年（令和6年）9月度こうして倒産した…」によると、9月の企業倒産は813件でした。これは前年同月比14.5%増で、2013年1月以来、11年8カ月ぶりの高水準となっています。
業種別倒産数
業種別にみると、最も倒産が多かったのは建設業で184件、次いで製造業（172件）、サービス業（148件）となっています。
負債総額
9月の負債総額は1兆26億円で、前年同月比23.0%増となりました。負債1億円以上の倒産は134件で、前年同月比29.6%増となっています。
倒産原因
倒産の原因としては、資金繰りの悪化が75.0%と最も多く、次いで需要低迷（13.1%）、経営者や役員の不祥事（3.8%）となっています。
関連情報
- 東京商工リサーチの発表資料：https://www.tsr-net.co.jp/news/
- 日本経済新聞の関連報道：https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0691L0W2A009C2000000/
- 帝国データバンクの関連報道：https://www.tdb.co.jp/report/reading/kigyoudoutai/20240913_01.html
まとめ
東京商工リサーチの発表によると、9月の企業倒産は14.5%増の813件となり、11年8カ月ぶりの高水準を記録しました。建設業、製造業、サービス業での倒産が目立ち、負債総額も前年同月比で大幅に増加しました。主な倒産原因は資金繰りの悪化で、経営環境の悪化が企業倒産に大きな影響を与えていることがうかがえます。
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