仙台市、市長定例記者会見を更新しました（自動運転実証事業「青葉山グリーン回遊プロジェクト」自動運転レベル2の運行実験を実施します）

仙台市が青葉山で自動運転実験を実施

2024年10月8日、仙台市が発表した「市長定例記者会見」の中で、同市が実施する自動運転実証事業「青葉山グリーン回遊プロジェクト」の自動運転レベル2の運行実験について発表がありました。

「青葉山グリーン回遊プロジェクト」とは

「青葉山グリーン回遊プロジェクト」は、青葉山エリアの活性化と交通渋滞の緩和を目的とした取り組みです。このプロジェクトの一環として、自動運転を活用した新たなモビリティサービスの実現が目指されています。

自動運転レベル2の運行実験

今回実施される運行実験では、自動運転レベル2の車両（部分運転自動化）が使用されます。自動運転レベル2は、加速、減速、操舵を車両が自動で行いますが、運転者は常にハンドルを握り、周囲の監視と必要に応じて介入する必要があります。

運行実験は、青葉山エリアの青葉山神社前交差点と青葉山展望台の間で行われる予定です。実験期間は2024年10月17日から11月16日までで、月曜日から金曜日までの平日に毎日実施されます。

関連情報

自動運転レベル
- レベル0：運転操作なしの支援機能のみ
- レベル1：加速、減速、操舵のうち一部を自動化
- レベル2：加速、減速、操舵を自動化（ただし、運転者は常に監視が必要）
- レベル3：特定条件下での完全自動運転（ただし、人間の介入が必要な可能性あり）
- レベル4：特定の地域や条件下での完全自動運転（人間の介入不要）
- レベル5：あらゆる条件下での完全自動運転
青葉山エリア
- 仙台市都心部から西に位置する緑豊かな山
- 青葉城跡や青葉神社、瑞鳳殿などの歴史的建造物が点在
- 観光客や地元住民に人気の散策スポット