損保ジャパン、業務委託先鑑定会社のランサムウェア攻撃で情報漏えいの恐れ
背景
損保ジャパンは、2024年10月7日に、業務を委託している鑑定会社がランサムウェア攻撃を受け、顧客情報が漏えいする恐れがあると発表しました。
ランサムウェア攻撃
ランサムウェアは、コンピューターシステムやデータを暗号化し、身代金を支払わない限りロックさせてしまう悪意のあるソフトウェアです。被害者は、データへのアクセスを取り戻すために身代金を支払うよう要求されます。
漏えいのおそれのある情報
損保ジャパンによると、漏えいのおそれのある情報は次のとおりです。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 車両情報（車種、ナンバーなど）
- 保険契約情報（契約番号、保険期間など）
- 事故情報（事故日時、場所、被害状況など）
影響を受ける顧客
この攻撃により、損保ジャパンの自動車保険や損害保険の契約者など、鑑定会社を利用していた顧客が影響を受けます。
損保ジャパンの対応
損保ジャパンは、鑑定会社と協力して、この事態への対応を講じています。以下の措置が講じられています。
- 鑑定会社のシステムの調査と復旧作業
- データ復旧に向けた外部専門家の起用
- 影響を受ける顧客への通知と支援の提供
顧客へのアドバイス
損保ジャパンは、影響を受ける顧客に対して、次の対策を講じるようアドバイスしています。
- 個人情報の盗難に警戒する
- フィッシング詐欺やなりすましメールに注意する
- 口座情報や個人情報を入力する際には、正規のWebサイトのみを使用する
- 異常な活動や不正な請求がないか、定期的に金融取引の明細書を確認する
今後の展望
損保ジャパンは、事態の調査と対応を継続しており、被害の全容を明らかにするとともに、再発防止策を講じるとしています。
当社業務委託先鑑定会社におけるランサムウェア被害に伴う情報漏えいのおそれについて(PDF/85KB)
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