三重県、令和5年度大気環境測定結果を公表
三重県は、2024年10月5日03:00に「令和5年度大気環境測定結果」を公表しました。
調査の概要
この調査は、県内の23か所の測定局で、2023年4月から2024年3月までの1年間、大気中の以下の物質を測定したものです。
- 二酸化硫黄（SO2）
- 二酸化窒素（NO2）
- 浮遊粒子状物質（PM2.5、PM10）
- 光化学オキシダント（Ox）
測定結果
測定結果によると、すべての測定項目が環境基準を達成しました。
| 物質 | 環境基準 | 年平均濃度 | |---|---|---| | 二酸化硫黄（SO2） | 0.04ppm | 0.001ppm以下 | | 二酸化窒素（NO2） | 0.04ppm | 0.015ppm | | 浮遊粒子状物質（PM2.5） | 15μg/m³ | 10.6μg/m³ | | 浮遊粒子状物質（PM10） | 100μg/m³ | 30.9μg/m³ | | 光化学オキシダント（Ox） | 0.06ppm | 0.025ppm |
関連情報
- 三重県 大気環境測定結果：https://www.pref.mie.lg.jp/ZENRIN/kikaku/T09852630_r1.htm
- 環境省 大気汚染物質の概要：https://www.env.go.jp/air/intro/kaku.html
解説
今回の調査結果は、三重県の空気質が良好に保たれていることを示しています。
環境基準とは、人の健康や生態系を保護するために設定された、大気中に許容される物質の濃度です。この基準を達成することは、住民の健康と環境の保全に不可欠です。
浮遊粒子状物質（PM）は、空気中に浮遊する微小な粒子です。PM2.5は特に小さく、肺の奥深くにまで入り込むため、健康への影響が懸念されています。
光化学オキシダントは、太陽光と自動車の排ガスなどが反応して生成される物質です。目や喉の炎症を引き起こすことがあります。
三重県では、今後も大気環境のモニタリングを継続し、住民の健康と環境の保全に努めていきます。
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