長野県が佐久地域初の県営水力発電所を竣工
長野県は、2024年10月16日に「森泉湯川発電所」の竣工式を開催します。この発電所は、佐久地域で初の県営水力発電所です。
森泉湯川発電所について
森泉湯川発電所は、佐久市の千曲川水系浅間川の上流にある千曲川ダムを利用して発電を行います。ダムの落差を利用し、最大出力4.8メガワットを発電します。年間発電量は、約1,500万キロワット時を見込んでいます。これは、一般家庭約4,200世帯分の消費電力に相当します。
ダムの落差と放流水の活用
発電所は、ダムの落差を利用して発電します。千曲川ダムは、高さ約90mの重力式コンクリートダムで、貯水容量は約1億5,000万立方メートルを誇ります。この大規模なダムの放流水を利用することで、安定した発電量を確保できます。
再生可能エネルギーの促進
森泉湯川発電所は、再生可能エネルギーの促進に貢献します。水力発電は、化石燃料を使用せず、温室効果ガスの排出量を抑えることができます。この発電所は、長野県の再生可能エネルギー普及率向上に寄与することが期待されています。
竣工式の概要
- 日時：2024年10月16日（水）10:30～
- 場所：佐久市勝間1170-1（森泉湯川発電所内）
- 内容：竣工式、施設見学
ダムの落差と放流水を活用した佐久地域で初の県営水力発電 「森泉湯川(もりずみゆかわ)発電所」のしゅん工式を10月16日に開催します（企業局電気事業課・北信発電管理事務所）
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