東急不動産、再生建築で渋谷の景観向上と持続可能性を実現
東急不動産は、渋谷エリアに再生建築を活用した2つのプロジェクト「COERU渋谷道玄坂」と「COERU渋谷イースト」を展開します。このプロジェクトでは、既存ビルの価値向上を図りながら、廃棄物の削減と持続可能性の向上を目指します。
再生建築とは？
再生建築とは、既存建物の構造体を活用して、新たな建築物に生まれ変わらせる手法です。建物の解体や新築に比べて廃棄物を大幅に削減でき、環境負荷を低減できます。また、既存の建物の特徴や歴史的価値を活かすことで、地域の景観やアイデンティティを保全できます。
COERU渋谷道玄坂
- 住所：東京都渋谷区道玄坂2丁目
- 延床面積：約9,200平方メートル
- 竣工予定：2024年12月
COERU渋谷道玄坂は、1970年代に建設されたオフィスビルを再活用したプロジェクトです。建物の構造体やファサードの一部をそのまま利用し、機能性やデザイン性の向上を図ります。1階には商業施設が入り、オフィスや飲食店などさまざまな用途に利用される予定です。
COERU渋谷イースト
- 住所：東京都渋谷区渋谷1丁目
- 延床面積：約10,000平方メートル
- 竣工予定：2025年3月
COERU渋谷イーストは、1980年代に建設された2つのオフィスビルを一体的に再生したプロジェクトです。建物を連結し、広いオフィススペースや商業施設を備えた現代的なビルに生まれ変わります。ファサードにはガラスを多用し、開放的で明るい雰囲気を演出します。
持続可能性への取り組み
両プロジェクトとも、廃棄物の削減と持続可能性向上に配慮した設計がされています。既存建物の構造体を再利用することで、新築に比べて廃棄物を大幅に削減できます。また、LED照明や高効率空調システムなどの省エネ設備を導入し、エネルギー消費の削減にも努めます。
渋谷の活性化に貢献
COERU渋谷道玄坂とCOERU渋谷イーストは、渋谷エリアの景観向上と活性化に貢献します。再開発により、新しいオフィスや商業施設が生まれ、地域のにぎわいが創出されます。また、再生建築の導入により、渋谷の持続可能な都市づくりに資するプロジェクトとなります。
東急不動産は、今後も再生建築の手法を活用し、渋谷エリアのさらなる価値向上と持続可能性の向上に取り組んでいきます。
再生建築の手法を用いCOERU渋谷道玄坂、COERU渋谷イーストを展開 ～廃棄物を削減しながら既存ビルを生かしたバリューアップ～
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