岐阜県、初の民間ドローンによる災害時医薬品配送実証実験を実施
岐阜県は、民間事業者による初の災害時医薬品配送を想定したドローン実証実験を、2024年10月2日午前3時に実施します。
実験の目的
この実験の目的は、大規模災害時における医薬品の迅速な配送の可能性を検証することです。災害時には道路や橋が損傷を受け、陸路での医薬品輸送が困難になる場合があります。ドローンを活用することで、このような状況下でも医薬品を迅速かつ効率的に届けることができるかどうかを調べます。
実験の内容
実験では、多治見市の多治見病院から、約15キロ離れた恵那市の阿木川診療所まで、ドローンで医薬品を輸送します。輸送される医薬品は、災害時にも需要が高い抗生物質や鎮痛剤などです。
ドローンは、株式会社エアロネクストの「エアロネクストTM」を使用します。このドローンは、最大積載量5キロで、時速100キロで飛行できる高性能機です。
関係機関
今回の実験には、岐阜県、多治見市、恵那市、多治見病院、阿木川診療所、エアロネクスト株式会社が参加しています。
期待される効果
この実験が成功すれば、災害時に医薬品を迅速に配送する新たな手段として、ドローンの活用が期待されます。ドローンの利用により、被災地の早期救護に貢献し、人命救助につなげることができると考えられています。
関連情報
- エアロネクスト株式会社のウェブサイト： aeronext.co.jp/
- 岐阜県の災害対策情報ポータルサイト： gifu-bosai-net.jp/
災害時の医薬品配送を想定したドローン実証実験を県内で初めて民間事業者が行います！
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