佐賀県の景気動向、7月は上昇傾向
佐賀県は2024年9月30日、2024年度（令和6年度）7月分の景気動向指数を公表しました。指数は前月比で0.4ポイント上昇し、50.0となりました。50を上回ると景気が「拡大」と判断されます。
好調な分野
景気上昇に貢献した主な分野は次のとおりです。
- 建設業：公共投資の増加により、建設活動が活発化。
- 卸売業：製造業からの注文増加により、販売が好調。
- 宿泊・飲食業：旅行需要の回復で、売上高が上昇。
課題
一方で、景況感を押し下げた分野もあります。
- 運輸業：燃料費高騰によるコスト増加が収益を圧迫。
- 製造業：世界経済の減速により、輸出が減少。
関連情報
- 景気動向指数は、毎月100社程度の企業を対象に、業況や先行き見通しについてのアンケートを実施し、総合的に判断されたものです。
- 景気動向指数は、50を境に「拡大」と「縮小」に分けられます。
- 佐賀県の景気動向指数は、2023年6月以降、50を上回った状態が続いています。
今後の見通し
佐賀県は、今後も公的投資や観光振興などの対策を講じることで、景気拡大を維持していくとしています。ただし、世界経済の動向や原材料価格の高騰など、先行きには不透明な要素もあるため、注意が必要です。
令和6年度（2024年度）7月分の景気動向指数を公表しました。
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