玄海原子力発電所4号機の燃料変更申請に補正書を提出
九州電力は、佐賀県にある玄海原子力発電所4号機において高燃焼度燃料を導入するための原子炉設置変更許可申請の補正書を、2024年9月27日に原子力規制委員会に提出しました。
高燃焼度燃料とは
高燃焼度燃料は、従来の燃料よりもウラン含有量が高く、より多くのエネルギーを発生させることができる燃料です。これにより、発電所の燃料交換の間隔が長くなり、発電効率の向上が期待できます。
これまでの審査経緯
九州電力は2022年12月に原子炉設置変更許可申請書を提出していましたが、規制委員会の審査において、申請内容に不足や不明確な点があることが指摘されていました。
補正書の提出
今回の補正書では、規制委員会の指摘事項に対して追加情報を提供し、申請内容を修正しています。主な修正点は以下の通りです。
- 燃料の設計および製造に関する情報の追加
- 燃料挙動に関する追加解析結果
- 事故時における燃料の挙動に関する追加分析
今後の見通し
規制委員会は、補正書の内容を審査し、変更許可の可否を判断します。許可が得られれば、九州電力は高燃焼度燃料を4号機に導入することが可能になります。
玄海原子力発電所
玄海原子力発電所は、九州地方に電力を供給する重要な電力源です。4号機は2001年に運転を開始した加圧水型原子炉で、出力は890万キロワットです。
玄海原子力発電所４号機の高燃焼度燃料導入に係る原子炉設置変更許可申請の補正書を提出しました－これまでの審査内容を反映－
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九州電力が2024-09-27 08:30に『玄海原子力発電所４号機の高燃焼度燃料導入に係る原子炉設置変更許可申請の補正書を提出しました－これまでの審査内容を反映－』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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