国民年金保険料の納付率、2023年度は3カ月連続で上昇
厚生労働省は2024年9月27日に「国民年金保険料の納付率について（月次）」を公表しました。それによると、2023年度の国民年金保険料の納付率は3カ月連続で上昇しています。
納付率の推移
- 2023年4月：93.3%
- 2023年5月：93.7%
- 2023年6月：94.1%
納付率の上昇要因
厚生労働省によると、納付率上昇の要因としては、以下が挙げられます。
- コロナ禍からの経済回復による収入の増加
- 国民年金制度の周知・啓発活動の強化
国民年金保険料とは
国民年金保険料は、国民年金受給資格を得るために納める保険料です。60歳になると、国民年金を受給することができます。国民年金は、老後の生活費を保障する重要な制度です。
納付義務者
20歳から60歳未満で、日本に住んでいる日本国民と日本に住所を有する外国人は、国民年金に加入し、保険料を納付する義務があります。
未納のペナルティ
国民年金保険料を未納にすると、以下のようなペナルティがあります。
- 受給額が減額される
- 滞納金が発生する
- 延滞損害金が発生する
納付方法
国民年金保険料は、以下のような方法で納付できます。
- 銀行や郵便局での振り込み
- 口座振替
- クレジットカード払い
まとめ
国民年金保険料の納付率は3カ月連続で上昇しています。これは、経済回復と周知・啓発活動の強化が影響していると考えられます。国民年金は老後の生活を保障する重要な制度ですので、納付義務のある方は確実に納付するようにしましょう。
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