住友化学、CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダーに6年連続選定！持続可能な社会への貢献をさらに加速
住友化学株式会社は、2025年7月22日午前2時に、環境情報開示の世界的リーダーであるCDP（旧：Carbon Disclosure Project）より、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー（Supplier Engagement Leader）」に6年連続で選定されたことを発表しました。これは、住友化学がサプライヤーとの連携を通じて、気候変動対策や持続可能な調達を積極的に推進していることが高く評価された結果と言えます。
CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダーとは？
CDPは、企業や自治体に対し、気候変動、水セキュリティ、森林といった環境課題に関する情報開示を求める国際的な非営利組織です。その中でも「サプライヤー・エンゲージメント・レーティング」は、企業がサプライヤーに対し、環境課題への取り組みを促し、サプライチェーン全体での気候変動対策を推進する能力を評価するものです。
「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されることは、単に自社だけでなく、取引先であるサプライヤーを巻き込み、共に気候変動問題に取り組むための優れたリーダーシップを発揮している証しとなります。
住友化学の継続的な取り組み
住友化学が6年連続でこの評価を獲得できた背景には、長年にわたるサプライチェーン全体での環境負荷低減に向けた積極的な取り組みがあります。
- サプライヤーとの対話と協力: 住友化学は、サプライヤーに対し、温室効果ガス排出量の削減目標設定や、再生可能エネルギーの導入といった具体的な行動を促しています。定期的な対話や情報交換を通じて、サプライヤーの環境パフォーマンス向上を支援し、共に持続可能な調達体制を構築しています。
- 環境配慮型製品の開発・調達: 住友化学は、自社製品のライフサイクル全体での環境負荷低減を目指しており、その過程で環境に配慮した原材料や部品を調達することも重視しています。サプライヤーとの連携は、こうした製品開発・調達戦略の根幹をなすものです。
- 情報開示と透明性: CDPへの積極的な情報開示を通じて、自社の環境への取り組みだけでなく、サプライヤーとの連携状況についても透明性高く示しています。
持続可能な社会の実現に向けて
今回の選定は、住友化学が「持続可能な社会の実現」という企業理念を、サプライチェーン全体で着実に実行していることの表れです。気候変動問題は、一企業だけで解決できるものではありません。サプライヤーとの強固なパートナーシップを築き、共に課題に取り組むことが不可欠です。
住友化学は、今後もCDPをはじめとする国際的な枠組みを活用しながら、サプライヤーとのエンゲージメントをさらに深め、気候変動対策をはじめとする環境課題の解決に貢献していくことが期待されます。6年連続での「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」選定という快挙は、住友化学が持続可能な未来を切り拓くための力強い一歩と言えるでしょう。
CDP「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に6年連続で選定
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