
AWS Config、新たに12種類の AWS リソースタイプをサポート!あなたのインフラ管理がさらに便利に!
2025年7月8日、Amazon Web Services (AWS) は、クラウド構成管理サービスである AWS Config が、新たに12種類の AWS リソースタイプをサポートするようになったと発表しました。このアップデートにより、より多くの AWS リソースの設定状況を継続的に把握し、コンプライアンス違反やセキュリティリスクの早期発見に役立てることが可能になります。
AWS Config とは? なぜ重要なのか?
AWS Config は、お客様が AWS でご利用のリソースの設定を継続的に監視・評価するサービスです。具体的には、以下のような機能を提供します。
- リソース構成の記録: AWS で作成・更新されるリソースの設定情報を自動的に記録します。これにより、いつ、誰が、どのような変更を加えたのか、という履歴を追跡できます。
- 構成の評価: 事前に定義されたルールに基づいて、リソースの設定が組織のポリシーやセキュリティ標準に準拠しているかを確認します。
- 変更通知: リソースの設定に変更があった場合に通知を受け取ることができます。
なぜ AWS Config が重要なのでしょうか? クラウド環境は常に変化しており、意図しない設定変更やセキュリティ設定のミスが発生する可能性があります。これらの問題を早期に発見し、修正することで、セキュリティリスクの低減、コンプライアンス違反の回避、そして運用コストの最適化につながります。いわば、クラウドの「健康診断」をしてくれるお医者さんのような存在と言えるでしょう。
新たに追加された12種類のサポートリソース
今回のアップデートで、AWS Config がサポートするようになったリソースタイプは以下の12種類です。
- Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) のノードグループ (AWS::EKS::Nodegroup): EKS クラスターで実行されるワーカーノードの設定を管理します。
- Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) のクラスター (AWS::EKS::Cluster): EKS クラスター自体の設定を管理します。
- AWS Lambda の関数 URLs (AWS::Lambda::FunctionUrl): Lambda 関数に直接アクセスするための URL の設定を管理します。
- AWS Lambda のアドオン (AWS::Lambda::Addon): Lambda 関数に追加される機能(例:コンテナイメージのサポート)の設定を管理します。
- AWS Secrets Manager のリソース (AWS::SecretsManager::Secret): 機密情報(パスワード、API キーなど)を安全に保管・管理するリソースの設定を管理します。
- Amazon API Gateway のカスタムドメイン名 (AWS::APIGateway::DomainName): API Gateway に独自のドメイン名を設定する際の構成を管理します。
- Amazon API Gateway のドキュメント (AWS::APIGateway::DocumentationPart): API に関するドキュメントのリソース設定を管理します。
- Amazon CloudFront のオリジンアクセス制御リスト (OAC) (AWS::CloudFront::OriginAccessControl): CloudFront ディストリビューションとオリジン間の通信を安全にするための設定を管理します。
- Amazon CloudFront のレガシー OAI (AWS::CloudFront::CloudFrontOriginAccessIdentity): 従来のオリジンアクセス識別子に関する設定を管理します。
- Amazon Virtual Private Cloud (VPC) の NAT ゲートウェイ (AWS::EC2::NatGateway): プライベートサブネット内のインスタンスがインターネットにアクセスできるようにするNATゲートウェイの設定を管理します。
- AWS IAM Identity Center (旧 AWS Single Sign-On) のインスタンス (AWS::SSO::SSOAdmin): AWS IAM Identity Center の設定を管理します。
- Amazon Athena のワークグループ (AWS::Athena::WorkGroup): Athena を使用する際のクエリ実行環境であるワークグループの設定を管理します。
これらのリソースタイプが追加されたことで、以下のようなメリットが期待できます。
- Kubernetes 環境の可視化向上: EKS のノードグループとクラスターがサポートされたことで、コンテナワークロードの構成管理がより容易になります。
- サーバーレス開発の強化: Lambda の関数 URL やアドオンのサポートにより、サーバーレスアーキテクチャの構成をきめ細かく管理できます。
- セキュリティ管理の強化: Secrets Manager や API Gateway のカスタムドメイン名のサポートは、機密情報の保護やAPIのセキュリティ強化に直結します。
- コンテンツ配信の最適化: CloudFront の OAC およびレガシー OAI のサポートにより、コンテンツ配信のセキュリティとパフォーマンスを向上させるための設定状況を把握できます。
- ネットワークと認証の管理強化: NAT ゲートウェイや IAM Identity Center のサポートは、ネットワークセキュリティとアクセス管理のコンプライアンス維持に貢献します。
- データ分析環境の標準化: Athena ワークグループのサポートは、データ分析環境の一貫性を保つのに役立ちます。
まとめ
AWS Config のサポートリソースの拡充は、クラウドネイティブなアプリケーション開発や運用において、セキュリティとコンプライアンスの維持をより容易にするための重要な一歩です。今回追加された12種類のサポートリソースを活用することで、お客様は自社のクラウド環境をより深く理解し、安全で信頼性の高いシステムを構築・運用していくことができるでしょう。
クラウドの利用が拡大するにつれて、構成管理の重要性はますます高まっています。AWS Config の進化に今後も注目していくことが、安全なクラウド活用への鍵と言えそうです。
AWS Config now supports 12 new resource types
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