
Amazon Q in QuickSight、7つの追加リージョンで利用可能に!ビジネスインサイトへのアクセスがさらに便利に
2025年7月8日(米国太平洋時間)、Amazon Web Services(AWS)は、ビジネスインテリジェンスサービスであるAmazon QuickSightに、AIを活用した質問応答機能「Amazon Q in QuickSight」が新たに7つのリージョンで利用可能になったことを発表しました。この拡充により、より多くの地域のお客様が、自然な言葉でデータに問いかけ、迅速かつ的確なビジネスインサイトを得られるようになります。
Amazon Q in QuickSightとは?
Amazon Q in QuickSightは、Amazonの先進的な生成AI技術を活用し、ユーザーが普段使っている言葉でデータにアクセスできるようにする画期的な機能です。複雑なクエリ言語を覚える必要はありません。「先月の売上は地域別にどうなっていますか?」「最もパフォーマンスの良い製品トップ3を教えてください」といった質問を自然な日本語で入力するだけで、Amazon Qがそれを理解し、QuickSight内で自動的にデータ分析を実行。グラフや表形式で分かりやすく回答を生成します。
この機能により、データアナリストだけでなく、ビジネスの意思決定に携わるあらゆる担当者が、専門知識がなくてもデータから価値ある洞察を引き出すことが可能になります。これにより、より迅速な意思決定、データに基づいた戦略立案、そして最終的にはビジネスの成長へと繋がる期待が寄せられています。
今回の拡充で利用可能になったリージョンは?
今回の発表では、Amazon Q in QuickSightが新たに以下の7つのリージョンで提供が開始されました。
- アジアパシフィック(ハイデラバード)
- アジアパシフィック(メルボルン)
- ヨーロッパ(ミラノ)
- ヨーロッパ(チューリッヒ)
- 中東(ドーハ)
- 南米(モンテビデオ)
- 米国東部(オハイオ)
これらのリージョンが追加されたことで、これまで利用できなかった地域のお客様もAmazon Q in QuickSightの強力な機能を活用できるようになりました。特に、既存のQuickSight利用顧客にとっては、自社のデータガバナンスやコンプライアンス要件に合わせて、より適切なリージョンでAmazon Qを利用できる選択肢が増えたことになります。
Amazon QuickSightとAmazon Qの連携の重要性
Amazon QuickSightは、スケーラブルでクラウドネイティブなビジネスインテリジェンスサービスとして、既に多くの企業で利用されています。データの可視化、ダッシュボード作成、ドリルダウン分析など、ビジネスインサイトを得るための強力なツールです。
そこにAmazon Q in QuickSightが加わることで、ユーザーはより直感的に、より迅速にデータと対話できるようになりました。これは、データ活用における「壁」を取り払い、組織全体のデータリテラシー向上と、データドリブンな文化の醸成を強力に後押しするものです。
今後の展望
今回の7つのリージョン追加は、Amazon Q in QuickSightがグローバルに展開されていることの証と言えるでしょう。今後もAWSは、より多くの地域のお客様のニーズに応えるべく、サービス提供リージョンの拡大を進めていくと考えられます。
AIの進化と共に、ビジネスにおけるデータ活用のあり方はますます変化していくでしょう。Amazon Q in QuickSightのような機能は、その変化の中心にあり、企業の競争力強化に不可欠な要素となっていくはずです。新しいリージョンでの利用開始を機に、ぜひAmazon Q in QuickSightの活用を検討してみてはいかがでしょうか。きっと、ビジネスの新たな可能性が開けるはずです。
Amazon Q in QuickSight is now available in 7 additional regions
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