小田急線で「歩かず立ち止まろう」キャンペーンを実施！安全で快適なエスカレーター利用を呼びかけます
小田急電鉄は、2025年7月10日（木）15時より、駅構内のエスカレーターでの安全確保と、より多くの方に快適にご利用いただくためのキャンペーンを実施することを発表しました。「エスカレーター「歩かず立ち止まろう」キャンペーン」と題し、エスカレーターは「歩かない」乗り物であることを改めて周知し、安全な利用方法を呼びかけます。
キャンペーン実施の背景
近年、エスカレーターの片側を空けて歩く行為が習慣化しているケースが見受けられますが、これはエスカレーターの故障の原因となるだけでなく、予期せぬ事故を引き起こす可能性も指摘されています。特に、急いでいる人が歩いて追い越す際に、つまずいたり、手すりから手を離したりすることで、転倒やそれに伴うさらなる事故につながる危険性があります。
小田急電鉄では、こうした状況を踏まえ、すべてのお客様が安心して駅をご利用いただけるよう、エスカレーターの安全な利用方法についてお客様への理解を深めていただくことを目的として、今回のキャンペーンを企画しました。
キャンペーンの具体的な内容
今回のキャンペーンでは、主に以下の取り組みを実施します。
- 駅構内での啓発ポスター掲示: エスカレーターの片側を空けて歩くことのリスクや、立ち止まって乗ることの重要性を分かりやすく伝えるデザインのポスターを、主要駅のエスカレーター付近に掲示します。
- 駅係員による声かけ: 駅係員が、お客様への声かけを通じてキャンペーンの趣旨を伝え、エスカレーターでの安全な乗り方についてご協力をお願いします。
- 車内広告・デジタルサイネージでの情報発信: 電車内の中吊り広告や、駅構内のデジタルサイネージでも、キャンペーン情報を発信し、広くお客様への周知を図ります。
- 小田急電鉄公式ウェブサイトでの情報公開: キャンペーンの実施内容や、エスカレーター利用に関する注意点などを、小田急電鉄の公式ウェブサイトでも詳しく公開します。
「歩かず立ち止まろう」で、もっと安全・快適な移動を
エスカレーターは、本来、段差を安全に昇降するための設備です。片側を空けて歩くことは、エスカレーターに負担をかけ、故障の原因となるだけでなく、万が一の際にバランスを崩して転倒するリスクを高めてしまいます。
小田急電鉄は、このキャンペーンを通じて、一人ひとりがエスカレーターの安全な利用方法を意識することで、すべての利用者が安全で快適に駅を利用できる環境を作っていきたいと考えています。
お客様へのお願い
皆様には、エスカレーターに乗る際は、手すりにおつかまりいただき、立ち止まってご乗車いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。お子様連れの方やお荷物をお持ちの方、ゆっくり移動されたい方にとっても、安全で安心な環境となります。
【参考情報】
- エスカレーターの安全利用に関する啓発活動: 他の鉄道事業者でも同様に、エスカレーターの安全利用に関する啓発活動は行われており、国土交通省なども注意喚起を行っています。
- バリアフリー化の推進: 小田急電鉄は、エレベーター設置など、バリアフリー化も推進しており、すべてのお客様にとって利用しやすい駅づくりを目指しています。
このキャンペーンが、多くのお客様の安全意識を高め、より良い駅利用環境の実現につながることを願っています。
エスカレーター「歩かず立ち止まろう」キャンペーンの実施について
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