厳かな儀式を支えた京都市消防局の皆さん ～鞍馬寺「竹伐り会式」警備レポート～
2025年7月2日未明、京都のパワースポットとしても有名な鞍馬寺で、古くから伝わる重要な儀式、「竹伐り会式（たけきりえしき）」が執り行われました。この厳かな儀式が安全に進行するよう、京都市消防局の皆さんがきめ細やかな警備を実施されました。
「竹伐り会式」ってどんな儀式？
「竹伐り会式」は、毎年7月に行われる、夏の無病息災を願う伝統的な行事です。特に、本堂前で僧侶が魔を払うかのように力強く竹を伐る様は、見る者を圧倒します。夏の始まりを告げる、京都らしい風情あふれるこの儀式には、毎年多くの方が訪れます。
消防局の皆さんの活躍
今回、京都市消防局の皆さんは、早朝のまだ暗いうちから会場に集まり、万が一の事態に備え、周到な準備をされました。炎天下での長時間の活動となるため、熱中症対策はもちろんのこと、参拝客の皆さんの安全確保、そして何よりも重要な火災の予防に細心の注意を払われました。
朝焼け前の静けさの中、消防隊員の方々は、会場の隅々まで巡視し、危険な場所がないかを確認。また、参拝客の皆さんが安全に移動できるよう、適切な場所への誘導なども行われました。その真剣な眼差しは、訪れる人々の安心に繋がります。
「感謝」という言葉を添えて
この伝統的な儀式が、参列者の方々にとって、また地域の方々にとっても、安心して迎えられるのは、京都市消防局の皆さんの献身的なご尽力があってこそです。炎天下の中、夜明け前から夜遅くまで、私たち市民の安全を守るために活動されている消防局の皆さんに、心から「ありがとうございます」と伝えたい気持ちでいっぱいです。
鞍馬寺の美しい自然の中で行われる「竹伐り会式」。その神聖さと共に、地域を支える方々の存在の大きさを改めて感じさせられた一日でした。
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