滋賀県からのお知らせ：令和7年度食品、添加物等の夏期一斉監視の実施について
滋賀県は、2025年6月27日午前1時、「令和7年度食品、添加物等の夏期一斉監視の実施について」というタイトルの大切なお知らせを公開しました。これは、私たちの食の安全を守るための大切な取り組みについて、県民の皆さまにお伝えするものです。
夏場の食中毒を防ぐために
夏は気温が高く湿度も高いため、食品に細菌が繁殖しやすく、食中毒が起こりやすい季節です。この時期に県民の皆さまが安心して食品を食べられるように、滋賀県では毎年夏期に食品や添加物に関する一斉の監視を実施しています。
この監視活動は、食中毒の原因となるような細菌や有害物質が食品に含まれていないか、また、食品が安全に製造・販売されているかなどをチェックすることを目的としています。具体的には、スーパーや飲食店、食品製造工場など、様々な場所で食品の抜き取り検査が行われます。
何がどのようにチェックされるの？
監視の対象となるのは、私たちが普段口にする様々な食品や、食品に使われる添加物などです。例えば、
- 生鮮食品: お刺身や野菜、果物などが、適切な温度管理の下で販売されているか、傷んでいないかなどを確認します。
- 加熱調理食品: お惣菜やお弁当など、調理された食品が中心温度までしっかり加熱されているか、細菌が増殖しないような温度管理がされているかなどを調べます。
- 食品添加物: 食品の色や風味を良くするために使われる添加物が、法律で定められた量を超えて使われていないか、安全性が確認されているものかなどをチェックします。
- 衛生管理: 食品を扱うお店や工場での設備の清潔さ、従業員の衛生管理などが適切に行われているかも確認されます。
これらの検査を通じて、万が一、安全基準から外れている食品が見つかった場合には、速やかに回収や廃棄の措置が取られます。
私たち一人ひとりにできること
滋賀県がこのような監視活動を行ってくれることは、私たちの食の安全を守る上でとても心強いことです。しかし、食中毒を防ぐためには、私たち一人ひとりの協力も欠かせません。
- 食品の購入時: 新鮮なものを選び、消費期限や賞味期限を確認しましょう。
- 家庭での調理・保存: 調理前後の手洗いをしっかり行い、生ものと加熱したものを分け、食品は中心部までしっかり加熱しましょう。また、調理後は速やかに食べたり、冷蔵庫で適切に保存することが大切です。
- 外食時: お店選びも大切ですが、提供された食品が十分に冷えていたり、温かい場合は温かい状態で提供されているかなども、ちょっと気にしてみると良いでしょう。
関連情報について
今回の「令和7年度食品、添加物等の夏期一斉監視の実施について」というお知らせは、滋賀県の食の安全を守るための具体的な取り組みの一部です。このような監視活動は、県が独自に行っているものだけでなく、国が定めた法律（食品衛生法など）に基づいて実施されています。
滋賀県では、この他にも食の安全に関する様々な情報をホームページで公開しています。例えば、過去の監視結果や、食中毒予防のための詳しい情報などが掲載されていることもありますので、興味のある方はぜひ滋賀県のホームページをチェックしてみてください。
夏本番を迎える前に、滋賀県がこのような大切な活動をしてくれていることを知り、私たちも日頃から食の安全に気を配ることで、より安心・安全な夏を過ごしましょう。
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