名古屋市港区の新しいハザードマップができました！～災害から身を守るために～
2025年6月27日（木）午前4時5分に、名古屋市港区の皆さんに大切な情報が届きました。それは、港区の新しいハザードマップが公開されたというお知らせです。このハザードマップは、皆さんが安心して暮らせるように、災害から身を守るための貴重な情報源となるものです。
ハザードマップって、そもそも何？
ハザードマップとは、地震や洪水、津波などの災害が起きたときに、どこでどんな被害が起こりうるのかを示した地図のことです。これを見ることで、ご自宅や普段通る道がどのような危険にさらされているのか、どこに避難すれば安全なのかを知ることができます。まるで、災害という「敵」を知るための地図のようなものです。
今回公開された港区ハザードマップのポイントは？
今回の港区ハザードマップは、特に津波や高潮、洪水といった水に関する災害に焦点を当てて作成されています。港区は海に近い地域もあるため、こうした水害への備えは非常に重要です。
- 津波・高潮: 地震によって引き起こされる津波や、台風などによって発生する高潮が、港区のどのあたりまで押し寄せる可能性があるのか、そしてどれくらいの高さになるのかが具体的に示されています。ご自宅の場所によっては、想像以上の浸水リスクがあるかもしれません。
- 洪水: 近くを流れる河川が氾濫した場合に、どの地域がどれくらいの深さまで水に浸かってしまうのかがわかります。雨が多く降った時などに、特に注意が必要な場所が一目でわかります。
このハザードマップをどう活用すればいいの？
せっかく作られたハザードマップですから、ぜひ皆さんの生活に取り入れてみてください。
- まずは確認: ご自宅やご家族が普段過ごす場所（学校、職場など）が、ハザードマップ上でどのようなリスクを示しているかを確認しましょう。
- 避難場所と避難経路を知る: もしもの時、どこへ逃げれば安全なのか、そしてそこへ行くための安全な道順はどこなのかを、ハザードマップで確認しておきましょう。普段からいくつかの避難場所と避難経路を把握しておくことが大切です。
- 家族で話し合う: ハザードマップを見ながら、家族で災害時の行動について話し合う時間を作りましょう。「いつ、どこに、どうやって避難するか」というルールを決めておくと、いざという時に慌てずに済みます。
- 防災訓練に参加する: ハザードマップで学んだことを活かすために、地域の防災訓練などに参加するのも良いでしょう。実際に避難する体験は、より実践的な備えになります。
名古屋市からのメッセージ
名古屋市は、「自助」「共助」「公助」という考え方を大切にしています。
- 自助: まずは自分自身で、そして自分の家族で身を守るための準備をすること。ハザードマップの確認や、食料・水の備蓄などがこれにあたります。
- 共助: 地域の人たちと協力して、お互いを助け合うこと。近所の人と顔見知りになっておき、災害時には声をかけ合ったり、助け合ったりすることが大切です。
- 公助: 行政（市や区役所など）が、避難所の開設や情報提供、救助活動などを行うこと。
ハザードマップは、皆さんが「自助」を進めるための強力なサポーターです。この新しいマップを手に、大切なご家族と港区の安全について、改めて考えてみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
新しいハザードマップは、名古屋市のウェブサイトでいつでも確認できます。ぜひ一度、ご覧になってみてください。
（参考：名古屋市港区役所ウェブサイト「港区ハザードマップ」公開のお知らせ） https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000187774.html
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