
愛猫がういろうを誤食した場合の注意点
近年、猫を室内で飼育する家庭が増えるにつれ、猫が誤って人間の食べ物を口にしてしまう事例も報告されています。特に注意が必要な食品の一つが、和菓子の「ういろう」です。
ういろうの主な原材料は米粉や砂糖であり、猫にとって中毒性のある成分は含まれていません。しかし、大量に摂取すると消化不良を起こし、嘔吐や下痢などの症状を引き起こす可能性があります。また、砂糖の過剰摂取は肥満の原因にもなりかねません。
もし愛猫がういろうを食べてしまった場合、まずは落ち着いて猫の様子を観察してください。少量であれば、特に処置は必要ない場合もありますが、以下の点に注意しましょう。
- 食べた量を確認する: 少量であれば経過観察で問題ないことが多いですが、大量に食べた場合は獣医に相談を検討しましょう。
- 猫の様子を注意深く観察する: 嘔吐、下痢、食欲不振、元気がないなどの症状が見られた場合は、すぐに獣医に連絡してください。
- 自己判断で薬を与えない: 人間用の薬を猫に与えるのは危険です。必ず獣医の指示に従ってください。
予防策として
- ういろうを含む食品は、猫の手の届かない場所に保管しましょう。
- 猫が食べ物を盗み食いしないように、食事中は目を離さないようにしましょう。
- 猫に人間の食べ物を与えるのは控えましょう。
万が一の事態に備え、かかりつけの獣医の連絡先を控えておきましょう。
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