
【注意喚起】犬がロウバイを誤食した場合の対応について
概要
早春に黄色い花を咲かせるロウバイは、観賞用として庭木や生け花などに用いられますが、犬にとって有毒な植物です。犬がロウバイの葉、花、実、枝などを誤って食べた場合、中毒症状を引き起こす可能性があります。
症状
犬がロウバイを摂取した場合、以下のような症状が見られることがあります。
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 元気消失
- よだれ
- ふらつき
- 呼吸困難
重症の場合、麻痺や痙攣を引き起こすこともあります。
対応
犬がロウバイを食べてしまった場合、または食べた可能性がある場合は、以下の対応を行ってください。
- 摂取量の確認: 可能な範囲で、犬が食べたロウバイの量や部位を確認してください。
- 獣医への連絡: 直ちに獣医に連絡し、状況を説明してください。食べた量や犬の症状などを詳しく伝えましょう。
- 自己判断での処置は避ける: 自己判断で吐かせたり、薬を飲ませたりすることは危険です。必ず獣医の指示に従ってください。
- 動物病院へ: 獣医の指示に従い、必要であれば動物病院を受診してください。
予防
ロウバイを犬が近づけない場所に植える、または犬がアクセスできないように囲いをするなど、誤食を防ぐための対策を講じましょう。散歩中にロウバイを見かけた場合は、犬が口にしないように注意してください。
その他
ロウバイ以外にも、犬にとって有毒な植物は多く存在します。犬を飼育する際は、これらの植物に関する知識を持ち、誤食を防ぐように心がけましょう。
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