岐阜県で野生のイノシシの豚熱感染が確認されました（2024年6月6日発表）,岐阜県

岐阜県で野生のイノシシの豚熱感染が確認されました（2024年6月6日発表）

岐阜県は、2024年6月6日に、野生のイノシシの豚熱（CSF）感染が確認されたことを発表しました。これは、豚熱の感染状況を把握するために行っているPCR検査で判明したものです。

豚熱（CSF）ってどんな病気？

豚熱（CSF）は、豚やイノシシがかかるウイルス性の病気です。人に感染することはありませんので、ご安心ください。感染した豚やイノシシは、発熱や食欲不振などの症状が出て、多くの場合、命を落としてしまいます。

今回の発表で何がわかったの？

今回の発表では、岐阜県内で捕獲された野生のイノシシから豚熱のウイルスが検出されたことがわかりました。これは、豚熱が野生のイノシシの間で広がっている可能性があることを示しています。

岐阜県はどんな対策をするの？

岐阜県では、豚熱の感染拡大を防ぐために、以下の対策を行っています。

私たちにできることは？

豚熱は人に感染する病気ではありませんが、感染拡大を防ぐためには、以下のことにご協力をお願いします。

野生動物にむやみに近づかない: 特に、弱っているイノシシを見かけても、触らずに、県の担当部署に連絡してください。
農地や山林への立ち入りに注意: 農作業や山菜採りなどで農地や山林に入る際は、靴底をよく洗い、消毒するなど、衛生管理に注意してください。
異常な豚やイノシシを見かけたら連絡: 養豚農家の方は、飼育している豚に異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談してください。また、野生のイノシシで異常な個体を見かけた場合は、県の担当部署に連絡してください。

まとめ

今回の発表は、岐阜県内で豚熱が野生のイノシシの間で広がっている可能性を示唆しています。県は感染拡大を防ぐために様々な対策を行っており、私たちもできる範囲で協力することが大切です。

参考情報