青森県からのお知らせ：麻しん（はしか）・風しんに気をつけよう！感染予防のためにできること,青森県

はい、承知いたしました。青森県が発表した麻しん（はしか）・風しんに関する注意喚起について、関連情報を含めて分かりやすく解説する記事を作成します。

青森県からのお知らせ：麻しん（はしか）・風しんに気をつけよう！感染予防のためにできること

青森県から、麻しん（はしか）と風しんという感染症についての注意喚起が出されました。（2025年6月3日発表）

麻しん（はしか）

麻しんは、非常に感染力が強いウイルス性の病気です。主な症状は、発熱、咳、鼻水、目の充血、そして特徴的な発疹です。重症化すると、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。
風しん

風しんもウイルス性の病気で、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどが主な症状です。大人になってからかかると、高熱や関節痛などが現れることがあります。特に妊娠初期の女性が風しんに感染すると、赤ちゃんに先天性風しん症候群という重い障害を引き起こす可能性があります。

麻しんや風しんは、過去には日本でも流行したことがありましたが、予防接種の普及によって患者数は大幅に減りました。しかし、海外ではまだ流行している地域があり、日本国内でも時々、海外から持ち込まれたウイルスによる感染が確認されています。

青森県では、現在、麻しんや風しんの大きな流行は確認されていませんが、感染症はいつどこで広がるか分かりません。だからこそ、一人ひとりが予防に努めることが大切です。

予防接種を受けましょう

麻しん・風しんの予防には、ワクチン接種が最も有効です。定期接種の対象年齢のお子さんは、忘れずに接種を受けましょう。また、過去に麻しんや風しんにかかったことがない大人の方も、予防接種を検討することをおすすめします。
- 定期接種：麻しん・風しん混合（MR）ワクチンとして、1歳児と小学校入学前の1年間の2回、公費で接種できます。
- 任意接種：定期接種の対象外の方でも、医療機関でMRワクチンまたは麻しんワクチン、風しんワクチンを接種できます（有料）。
手洗い・うがいを徹底しましょう

感染症予防の基本は、手洗いとうがいです。外出後や食事前など、こまめに行いましょう。
人混みを避けましょう

麻しんや風しんが流行している地域への渡航はできるだけ避けましょう。やむを得ず人混みに行く場合は、マスクを着用するなど、感染予防対策を心がけましょう。
体調管理をしっかり行いましょう

日頃からバランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、免疫力を高めておくことが大切です。

発熱、発疹など、麻しんや風しんを疑う症状が出た場合は、まずはかかりつけ医に電話で相談しましょう。受診の際は、事前に医療機関に連絡し、指示に従ってください。

麻しんや風しんは、ワクチンで予防できる病気です。自分自身と大切な人を守るために、予防接種を受け、感染予防対策を徹底しましょう。

何か不安なことや疑問があれば、お住まいの地域の保健所や医療機関に相談してください。