飯田市内で回収した死亡野鳥(ノスリ)から高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした(林務部森林づくり推進課、農政部園芸畜産課), 長野県


長野県飯田市で発見された野鳥の死骸、高病原性鳥インフルエンザの心配はなし!

長野県飯田市で回収された死亡した野鳥(ノスリ)について、詳しく検査した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったという嬉しいニュースが、2025年3月24日に長野県から発表されました。

一体どういうこと?

今回、飯田市内で死亡しているのが見つかったのは「ノスリ」という種類の鳥です。ノスリは、タカの仲間で、日本全国で見られる身近な鳥なんですよ。

鳥インフルエンザは、鳥の間で感染する病気で、特に「高病原性」と呼ばれるタイプは、感染力が強く、ニワトリなどの家禽(かきん:人が飼っている鳥のこと)に大きな被害をもたらすことがあります。

そのため、野鳥が死んでいるのが見つかると、念のため、鳥インフルエンザウイルスを持っていないか検査を行うことになっています。

今回の検査結果は?

今回、長野県がノスリを詳しく検査した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。つまり、このノスリの死骸から、鳥インフルエンザが広がる心配はないということです。ひとまず、安心して良いでしょう。

なぜ、検査をするの?

鳥インフルエンザは、家禽だけでなく、まれに人に感染することもあります。そのため、野鳥の監視を通じて、鳥インフルエンザの発生状況を把握し、感染拡大を防ぐことは、とても重要なことなのです。

私たちはどうすればいいの?

今回の発表で、飯田市内で鳥インフルエンザが流行しているというわけではありません。しかし、以下の点に注意しておくと、より安心です。

  • 野鳥の死骸を見つけても、むやみに触らない: 素手で触らず、もし触ってしまった場合は、石鹸でよく洗いましょう。
  • 野鳥に近づきすぎない: 野鳥との接触を避けることが、感染症予防の基本です。
  • 飼っている鳥の健康状態に注意する: ニワトリなどの家禽を飼っている場合は、日頃から健康状態をよく観察し、異常があればすぐに獣医さんに相談しましょう。

今回のニュースは、私たちに安心感を与えてくれるものですが、鳥インフルエンザに対する注意を怠らず、日頃から予防に努めることが大切です。

長野県の取り組み

長野県は、今回の検査結果を踏まえ、引き続き野鳥の監視を強化し、鳥インフルエンザの発生予防に努めていくとしています。私たちも、長野県の取り組みに協力し、鳥インフルエンザから大切な自然を守っていきましょう。

関連情報

この情報が、少しでも皆様の安心につながれば幸いです。


飯田市内で回収した死亡野鳥(ノスリ)から高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした(林務部森林づくり推進課、農政部園芸畜産課)

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