広域大規模災害を想定した放送サービスの維持・確保方策の充実・強化検討チーム(第2回), 総務省

もし大災害が起きたら？テレビやラジオはどうなるの？総務省が話し合いを始めました

2025年3月3日、夜8時に、総務省という国の機関が、ある大切な会議の内容を公開しました。その会議の名前はちょっと長いのですが、簡単に言うと「もし日本で大きな災害が起きた時に、テレビやラジオをきちんと使えるようにするための方法を考えるチーム」の会議です。今回は2回目の会議だったんですね。

大地震や大雨などの災害が起きた時、私たちはテレビやラジオから色々な情報を得ます。例えば、

こういった情報が、私たちの命を守るためにとても大切なんです。

この会議では、以下のようなことを話し合っています。

広範囲で大きな災害が起きた時でも、テレビやラジオがきちんと放送を続けられるようにするにはどうすれば良いか？
- 例えば、放送局が被害を受けても、別の場所から放送できるようにする
- 停電しても放送を続けられるように、予備の電源を用意する
テレビやラジオだけでなく、インターネットを使った情報伝達も活用するにはどうすれば良いか？
- スマホやパソコンでも情報を受け取れるようにする
- 高齢者や外国人など、色々な人が情報を理解できるようにする
地域によって災害の状況が違うので、それぞれの地域に合わせた情報を提供するにはどうすれば良いか？
- 地域の放送局と連携して、きめ細かい情報を提供する
- ボランティアの人たちが情報を伝えるのを支援する

この会議で話し合われた内容は、今後、国の方針を決める上で参考にされます。私たちが安心して暮らせるように、国は災害に強い情報伝達の仕組みを作ろうとしているんですね。

私たちも、日頃から災害に備えて、テレビやラジオをチェックする習慣をつけましょう。また、スマホやパソコンで情報を受け取る方法も知っておくと安心です。

災害はいつ起こるかわかりません。でも、備えあれば憂いなし。みんなで協力して、災害に強い社会を作っていきましょう！