阿部詩が日本に凱旋
2025年2月18日、国際柔道連盟（IJF）ワールドツアーのグランドスラム・バクー大会で優勝した阿部詩が日本に帰国しました。
第2章の幕開け
阿部は、2022年に2連覇した東京オリンピックでの金メダル以来、約3年ぶりの国際大会出場となりました。今回の優勝は、阿部にとって第一線への復帰を告げる第2章の開幕を象徴しています。
激戦の決勝
決勝で阿部は、前回大会の覇者であるグルジアのケテバン・チリカシビリと対戦しました。接戦の末、阿部は延長戦で指導2による反則勝ちを収め、見事に優勝を飾りました。
角田夏実も凱旋
阿部と一緒にバクー大会に出場した角田夏実も、78kg級で3位に入賞し、帰国しました。角田は、2022年の世界選手権以来の国際大会表彰台となりました。
「ただいま」
成田空港で報道陣の取材に応じた阿部は、「ただいま」と笑顔で挨拶しました。バクーでの試合を振り返り、「久しぶりの国際大会で緊張した。でも、自分の柔道ができた」と語りました。
今後の展望
阿部は、2025年8月開催のパリ五輪に向けて調整を進めています。今後の目標について、「体のケアをしっかりして、さらにレベルアップしたい。パリ五輪の金メダルを目指します」と意気込みを語りました。
東京五輪以降初の国際大会
阿部の今回の優勝は、2021年の東京オリンピック以来の国際大会制覇となります。阿部の復活は、日本の柔道界にとって大きな朗報であり、パリ五輪での活躍への期待が高まっています。
柔道、阿部詩第２章「ただいま」 ＧＳバクーから帰国、角田夏実も
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