横浜市消防局、市民の協力により命が救われた救命事例を公表
横浜市消防局は2025年2月18日、市民の協力により尊い命が救われた事例を発表しました。
救命事例の概要
2025年2月8日午後9時頃、港北区の自宅で60代の男性が倒れているのを家族が発見しました。家族はすぐに119番通報しましたが、男性は既に心肺停止状態でした。
通報を受けて駆けつけた港北消防署の隊員らは、心肺蘇生とAEDによる救命処置を開始しました。しかし、男性の容態は一向に回復せず、このままでは命が失われる可能性が高まっていました。
市民の協力
そんな中、消防隊員らが治療を行っていたところ、近隣に住む看護師の女性が駆け寄り、消防隊員に協力しました。女性は、男性の気道を確保し、心肺蘇生を継続的に行いました。
女性の協力もあり、男性の容態は徐々に回復し始めました。やがて、男性は意識を取り戻し、搬送先の病院で治療を受けることができました。
消防署長の感謝状
命が救われた男性は、現在も病院で治療を続けていますが、容態は安定しています。港北消防署長の石川健太朗氏は、市民の協力に感謝の意を表し、2月18日に感謝状を贈呈しました。
石川署長は、「市民の方々の迅速な対応と、ご家族の諦めない看護が男性の救命につながりました。市民の方々の協力に心から感謝いたします。」と述べています。
関連情報
この救命事例は、市民と消防隊員が連携することで、命を救うことができることを示しています。横浜市消防局では、今後も市民との連携を強化し、救命率の向上に努めていくとしています。
また、横浜市では、市民向けの救命講習会やAEDの設置が進められています。市民一人ひとりが救命技術を身につけることで、将来さらに多くの命が救われることが期待されます。
【記者発表】市民の方々の連携により尊い命が救われました！～港北消防署長から感謝状を贈呈します～
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