柔道、阿部詩第２章「ただいま」ＧＳバクーから帰国、角田夏実も, JOC

柔道・阿部詩、GSバクーから帰国「ただいま」

2025年2月18日、女子柔道52キロ級の阿部詩選手が、アゼルバイジャンでのグランドスラム・バクーから日本に帰国しました。

アベ選手は、今大会で決勝でトルコのディレック・アクデニズ選手を破り、優勝を飾っています。これは、アベ選手にとって2022年12月のGSアブダビ大会以来となる、約2か月ぶりの優勝です。

帰国したアベ選手は、「ただいま」とあいさつし、報道陣の取材に応じました。アベ選手は、優勝について「すごくうれしい。優勝していない期間が長かったので、勝つべくして勝ったという感じです」と喜びを語りました。

また、アベ選手は今大会を「パリ五輪に向けた通過点。通過点として大きな自信になった」と振り返り、今後は「パリ五輪まで勝ち続けて、パリ五輪で優勝したい」と抱負を語りました。

アベ選手とともに、GSバクーに出場していた女子78キロ超級の角田夏実選手も帰国しました。角田選手は今大会で銅メダルを獲得しています。

関連情報

アベ詩：2000年生まれ。48キロ級と52キロ級で活躍しており、52キロ級では世界選手権3連覇を達成している。2021年東京五輪では混合団体で金メダルを獲得。
角田夏実：2002年生まれ。78キロ超級で活躍しており、2022年世界選手権で金メダルを獲得している。
グランドスラム・バクー：柔道の国際大会のひとつ。毎年2月に開催されている。
パリ五輪：2024年7月26日から8月11日までフランス・パリで開催されるオリンピック大会。