柔道・阿部詩、第2章の幕開け宣言「ただいま」
柔道女子52キロ級の世界王者、阿部詩（22）が2月18日、グランドスラム（GS）バクー大会からの帰国後、成田空港で報道陣の取材に応じました。
2024年パリ五輪に向けた第2章のスタートを期して挑んだGSバクーでは、過去3連覇を阻まれ3位に終わりました。阿部は帰国後、「気持ちの整理がつかなくて、変な気分。ただいま」と心境を明かしました。
大会では、初戦から安定した試合運びを見せましたが、準決勝でグルジアのアナ・ナザレヴィチに敗北。3位決定戦では、同じ日本代表の角田夏実（20）を下しました。
「どんな結果でも自分を信じ続けることが大切。パリに向かって、前に進んでいきたい」と語った阿部は、銅メダルを手にした際に涙を流したことを明かし、「みんなが喜んでくれてうれしかった」と感謝を述べました。
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阿部とともにGSバクーに出場した角田夏実も帰国し、「世界一を目指して今後も練習を頑張りたい」と意気込みを語りました。
阿部は、2020年東京五輪で金メダルを獲得。その後、休養を経て今年1月に復帰しました。今後は、4月の世界選手権（カタール）を皮切りに、パリ五輪出場権獲得を目指します。
関連情報
- GSバクー大会結果
- 女子52キロ級：阿部詩（日本）3位
- 女子57キロ級：角田夏実（日本）7位
- 阿部詩プロフィール
- 生年月日：2000年5月1日
- 出身：兵庫県
- 所属：日本体育大学
- 戦績：2020年東京五輪金メダル、2021年世界選手権優勝
- 角田夏実プロフィール
- 生年月日：2002年7月20日
- 出身：北海道
- 所属：東海大学
- 戦績：2022年全日本選抜体重別選手権大会3位
柔道、阿部詩第２章「ただいま」 ＧＳバクーから帰国、角田夏実も
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