日本産イチゴがフィリピンで初上陸、初出荷分が即完売
日本貿易振興機構（JETRO）は、2025年2月18日、日本のイチゴがフィリピンに初めて輸出されたことを発表しました。
記念すべき初出荷
初出荷は「章姫」品種のイチゴで、2月14日に福岡空港からフィリピンのニノイ・アキノ国際空港へ空輸されました。総重量は100キログラムで、フィリピンの首都マニラにあるスーパーマーケット「SM Supermarkets」で販売されました。
即完売の人気ぶり
初回分は2月17日に店頭に並び、わずか数時間で完売しました。日本産のイチゴの甘みと鮮やかな赤色がフィリピン消費者の間で好評を博し、完売につながりました。
JETROの支援
JETROは、この輸出プロジェクトを支援するために、日本のイチゴ農家とフィリピンの輸入業者とのマッチング、輸出に関する技術サポートを提供しました。
フィリピン市場への期待
フィリピンは年間を通じて温暖な気候のため、国産のイチゴの生産が限られています。そのため、高品質の輸入イチゴに対する需要が高まっています。JETROは、この初回輸出を皮切りに、今後数年間に日本産イチゴのフィリピン市場でのさらなる拡大を見込んでいます。
農産業の活性化
今回の輸出は、日本の農産業の活性化にも貢献します。日本のイチゴ農家は新たな海外市場へのアクセスを獲得し、収入源を増やすことができます。
消費者へのメリット
フィリピンの消費者にとっても、日本産イチゴの輸入は朗報です。これまで入手できなかった高品質のフルーツを、お手頃な価格で購入できるようになります。
日本産イチゴのフィリピン輸出は、両国の経済的および文化的交流にとって重要な一歩であり、今後も拡大が期待されています。
日本産イチゴがフィリピンに初輸出、初回分は完売
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