長野県、【東海旅客鉄道株式会社×飯⽥市×飯伊森林組合】森林（もり）の⾥親協定の締結式を開催します（林務部信州の木活用課）

長野県が森林里親協定を締結

長野県は、東海旅客鉄道株式会社（JR東海）、飯田市、飯伊森林組合と連携して、「森林の里親協定」を締結しました。協定締結式は、2025年2月5日（水）午前4時に開催されました。

協定の内容

この協定は、JR東海が所有する飯伊線沿線などの森林を、里親制度を通じて一般市民や企業に管理してもらうことを目的としています。里親は、植樹や間伐、散策路の整備などの森林整備活動を行い、森林の保全と利活用を図ります。

協定の背景

長野県では、山間部の過疎化や高齢化に伴い、森林の管理が課題となっています。この協定は、民間企業や市民の力を借りて、森林資源を持続的に活用し、地域活性化につなげることが期待されています。

関連情報

飯伊森林組合：飯伊地域の森林組合で、森林整備や木材の販売を行っています。
JR東海：中央線、東海道本線などの運行を行う鉄道会社で、飯伊線沿線にも路線を有しています。
飯田市：飯伊線の終点駅である飯山駅がある市で、森林資源が豊富です。

取り組みの意義

この協定は、森林の保全と利用の両立を目指した取り組みです。森林の健全な状態を維持することで、水源の涵養、土砂崩れの防止、生物多様性の確保などの効果が期待できます。また、里親制度を通じて、市民が森林との関わりを持つことで、環境保護意識の向上や地域コミュニティの活性化にもつながることが期待されています。

【東海旅客鉄道株式会社×飯⽥市×飯伊森林組合】森林（もり）の⾥親協定の締結式を開催します（林務部信州の木活用課）