KDDIとJパワー、陸上風力発電所でバーチャルPPAを締結
公開日： 2025 年 1 月 30 日 04:00
企業および提携
- KDDI株式会社（以下、KDDI）
- J-POWER株式会社（以下、Jパワー）
事業内容
KDDIとJパワーは、陸上風力発電所におけるバーチャルPPA（仮想電力購入契約）を締結しました。
バーチャルPPAについて
バーチャルPPAは、物理的な電力購入契約（PPA）と同様に、電力需要家（このケースではKDDI）が再生可能エネルギー発電事業者（Jパワー）から電力を調達する契約です。ただし、バーチャルPPAでは、電力の物理的な受け渡しは行われず、グリーン証明書（非化石電源からの発電を証明する書証）のみが購入されます。
契約の目的
今回の契約により、KDDIはJパワーが計画している陸上風力発電所（青森県西津軽郡深浦町）からバーチャルPPAを通じて電力を調達可能になります。この契約は、KDDIが2030年までに事業活動における温室効果ガス排出量を2020年比で46%削減するという目標達成に貢献します。
Jパワーの風力発電事業
Jパワーは日本で最大手の再生可能エネルギー事業者の一つであり、陸上と洋上の両方で風力発電事業を展開しています。同社は2030年までに風力発電容量を現在の3GWから10GW以上に増強する計画です。
KDDIの環境への取り組み
KDDIは、2030年までに自社の事業活動に伴う温室効果ガス排出量の実質ゼロ化を目指しています。同社は、再生可能エネルギーの活用、データセンターの省エネ化、従業員の環境意識の向上などの様々な取り組みを通じて、環境保全に取り組んでいます。
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KDDIとJパワー、陸上風力発電所に係るバーチャルPPAを締結
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