九州電力とみずほリース、海外再エネ事業推進で覚書締結
九州電力株式会社（以下、九州電力）とみずほリース株式会社（以下、みずほリース）は、2023年1月29日、海外での再生可能エネルギー（再エネ）事業を共同で推進するための覚書を締結しました。
覚書の目的
この覚書の目的は、再エネの拡大と脱炭素社会の実現を目指し、海外市場での再エネ事業を共同で展開することです。両社は、それぞれが持つ強みを生かし、再エネ事業の開発・実施を加速させます。
両社の役割
- 九州電力: 海外での再エネプロジェクトの特定、開発、運営。再エネ事業に関する技術的知見と経験の提供。
- みずほリース: プロジェクトファイナンスやリースなどの金融ソリューションの提供。国際ネットワークを活用した海外企業との連携支援。
海外再エネ事業の取り組み
両社は、今後、以下のような海外再エネ事業に取り組みます。
- 風力・太陽光発電プロジェクトの開発・建設・運営
- 再エネ発電所の運営・メンテナンスサービスの提供
- 再エネ関連技術の調査・研究
関連情報
この覚書は、九州電力が進める「再エネポートフォリオ戦略」の一環です。同戦略では、2030年までに再生可能エネルギー由来の電力を現在の約2倍以上に拡大することを目標としています。
みずほリースは、国内外で再エネ事業に積極的に取り組んでいます。2022年には、スペインの再エネ発電会社に5億ユーロの融資を行うなど、海外再エネ市場での実績を拡大しています。
この覚書は、日本企業による海外再エネ事業拡大の動きを加速させることが期待されます。両社の強みを組み合わせることで、再エネの普及と脱炭素化の推進に貢献すると見込まれます。
みずほリースとキューデン・インターナショナルは「海外における再エネ事業の共同推進」に関する覚書を締結しました－再エネの拡大及び脱炭素社会の実現を目指します－
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