防衛省・自衛隊、令和7年度の予算を発表
防衛省・自衛隊は2025年1月28日に、令和7年度の予算概要を発表しました。
予算の重点分野
今回の予算案では、以下の分野に重点が置かれています。
- 防衛力の強化: 防衛費の増額により、装備の近代化、サイバー防衛能力の向上、宇宙空間における防衛力強化などが推進されます。
- 人材育成: 能力の高い自衛官の養成や、女性の自衛官の活躍促進に重点が置かれます。
- 災害対応能力の向上: 自然災害への迅速かつ効果的な対応を可能にするため、災害派遣や救助活動のための能力を強化します。
- 国際貢献の推進: 国連平和維持活動や国際災害救援活動への参加を継続し、国際社会における日本の役割を強化します。
主な事業
この予算案には、以下のような具体的な事業が含まれています。
- F-35戦闘機の調達
- イージス・システム搭載護衛艦の建造
- サイバー防衛センターの設置
- 自衛官の給与の引き上げ
- 自衛隊施設の耐震化
予算額
令和7年度の防衛予算は、前年度比で約10%増の6兆8千億円が要求されています。これは、日本がGDPの2%を防衛費に充てるという政府目標に向けた一歩となります。
関連情報
- 防衛省・自衛隊の公式ウェブサイト: www.mod.go.jp/
- 令和7年度予算案: www.mod.go.jp/budget/yosan/11yosan/contents/pdf/r07yosan_gaiyo.pdf
- 日本の防衛政策に関する独立調査機関である「日本国際問題研究所」のウェブサイト: www.jiia.or.jp/
予算・調達|予算の概要(令和7年度 政策ごとの予算との対応について)を掲載
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