NTT、訪日外国人観光客向けの情報発信を強化
NTT(日本電信電話株式会社)は2025年1月23日、中部地域の伝統工芸品や地域資源を、訪日外国人旅行者へ魅力的に発信する「デジタルヒューマンによる観光コンシェルジュ」の実証実験を開始すると発表しました。
デジタルヒューマンが観光案内
この実証実験は、NTTの「デジタルヒューマン」技術を活用しています。デジタルヒューマンとは、人の見た目に似せたAIを搭載した仮想人物です。
今回の実験では、デジタルヒューマンが観光コンシェルジュとなり、訪日外国人旅行者に対して、伝統工芸品や地域資源に関する情報を日本語、英語、中国語で提供します。
伝統工芸品の魅力を伝える
具体的には、岐阜県の美濃焼、愛知県の有松絞り、静岡県の駿河漆器など、中部地域を代表する伝統工芸品について、その歴史、技法、特徴などを分かりやすく紹介します。
また、これらの工芸品が地域資源を活かして作られていることにも触れ、地域文化や産業のつながりを示します。
地域の魅力を発信
この実証実験を通じて、NTTは「デジタルヒューマンによる観光コンシェルジュ」が、訪日外国人旅行者へ中部地域の伝統工芸品や地域資源の魅力を効果的に伝えられるかどうかを検証します。
さらに、この取り組みをきっかけに、地域の魅力発信や観光振興に貢献することを目指しています。
関連情報
- NTT プレスリリース:https://www.ntt.co.jp/news2023/2301/230123a.html
- デジタルヒューマン:https://www.ntt.com/business/innovation/human_centric_ai/digital_human/index.html
「デジタルヒューマンによる観光コンシェルジュ」等の実証実験を開始 ~訪日外国人旅行者に対する中部地域の伝統工芸品・地域資源等の魅力発信をめざす~
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