消費者庁、包装前面の栄養表示に関する検討会の開催を発表
消費者庁は2025年1月23日午前5時に、2026年度(令和6年度)の第4回「日本版包装前面栄養表示に関する検討会」の開催を発表しました。
検討会の目的
この検討会は、食品パッケージの前面に記載されている栄養表示の改善について議論することを目的としています。消費者がより簡単に製品の栄養価を把握し、健康的な選択をすることができるようにするためのものです。
検討会の構成
検討会は、消費者庁職員、食品業界の代表者、栄養学者、消費者団体の代表者など、さまざまな専門家で構成されています。
前回の検討会での主な議論
前回の検討会では、次のような点が議論されました。
- 表示義務がある栄養素
- 表示方法(数値のみ、アイコン付きなど)
- 表示位置(パッケージのどの部分にするか)
- フォントサイズと色
今回の検討会の主な議題
今回の検討会では、前回検討された内容を踏まえ、さらに詳しい議論が行われる予定です。主な議題としては、次の点が挙げられます。
- 表示が義務付けられる栄養素の最終決定
- 表示方法の決定
- 表示位置の決定
- フォントサイズと色の決定
- 表示を義務付ける食品の範囲
- 表示の対象となる食品を除外するための基準
検討会のスケジュール
検討会は2025年2月から5月にかけて、複数回開催される予定です。
関連情報
- 消費者庁のウェブサイト:https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrition_label/index.html
- 第3回検討会の議事録:https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrition_label/pdf/3kai_gijiroku.pdf
- 日本版包装前面栄養表示に関する検討会:https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrition_label/meeting/index.html
今後の見通し
検討会の結果に基づき、消費者庁は2026年度中に包装前面栄養表示に関するガイドラインを策定する予定です。ガイドラインには、食品業界が栄養表示をどのように実施すべきかが記載されます。
令和6年度 第4回日本版包装前面栄養表示に関する検討会の開催について
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