沖縄県、PFOSを含む泡消火薬剤の使用施設を公表
沖縄県は2025年1月23日、県が保有する施設で、人体に有害な物質PFOS（ペルフルオロオクタンスルホン酸）を含む泡消火薬剤を保有していることを公表しました。
PFOSとは？
PFOSは、消火剤や防汚剤など幅広く使用されてきた人工化学物質です。しかし、環境や人体への悪影響が指摘されており、現在は製造や使用が制限されています。PFOSは、人の体内に蓄積され、免疫系への影響や発がん性があることが懸念されています。
保有施設
沖縄県が公表した保有施設は、次のとおりです。
- 沖縄県庁舎
- 県立病院
- 県立学校
- 消防署
使用状況
これら施設では、主に消火訓練や非常時の消火に使用するために、PFOSを含む泡消火薬剤が保有されていました。しかし、現在では使用が停止されています。
今後の対応
沖縄県は、保有する泡消火薬剤を適切に処理・廃棄する予定であり、消火薬剤の代替品を検討しています。また、県民への情報提供と健康被害の調査にも取り組むとしています。
関連情報
PFOS等含有泡消火薬剤を保有する県関係施設について
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