北野天満宮で「終い天神」開催、防火意識を高める
京都市消防局は、2025年1月23日午前5時に、「火事もお終いに! 北野天満宮 『終い天神』防火広報」を開催しました。
「終い天神」とは
「終い天神」は、京都の北野天満宮が毎年開催する伝統行事です。1月25日の夜から26日の早朝にかけて行われ、火災の終焉と防火祈願が行われます。
防火広報の開催
今回の防火広報では、消防局職員が境内を巡回し、来場者に火災予防の大切さや自宅での消火器の使い方などを説明しました。また、消火器による実際の消火訓練も行われました。
関連情報
- 北野天満宮の防火祈願
北野天満宮は、学問の神様・菅原道真を祀る神社です。道真は火災の際に命を落としたと伝えられており、そのため北野天満宮では火災の終焉と防火が祈願されています。
- 京都市の火災統計
京都市消防局によると、2022年に京都市で発生した火災は1,304件でした。このうち、住宅火災が最も多く、約6割を占めました。火災原因の主なものは、たばこやコンロの不注意でした。
防火意識の向上
京都市消防局は、「終い天神」を通じ、一人ひとりの防火意識を高めることを目指しています。日常生活の中で火災予防の対策を講じ、万が一の際は迅速に避難できるようにすることが重要です。
火事もお終いに! 北野天満宮 『終い天神』防火広報
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