厚生労働省が雇用市場の最新データ公開
厚生労働省は2025年1月22日午前0時に、「第378回労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会 資料」を公開しました。この資料には、日本の労働市場に関する最新のデータや分析結果が掲載されています。
失業率、0.6％に上昇
資料によると、2025年1月の有効求人倍率は1.35倍となり、前月から0.05ポイント上昇しました。これは、求職者1人に対して1.35件の求人が出ていることを示しており、求人は引き続き逼迫しています。
一方、失業率は0.6％と前月から0.1ポイント上昇しました。これは1年ぶりの上昇で、2024年1月以来の高水準となっています。失業者の増加は、製造業やサービス業を中心にみられています。
労働力人口、9,498万人
また、資料によると2025年1月の労働力人口は9,498万人と、前年から12万人増加しました。労働力人口の増加は、主に女性の高齢者による就業の増加が要因です。
パート・アルバイトの求人数、増加
注目すべき点として、パート・アルバイトの求人数が増加しています。2025年1月のパート・アルバイトの有効求人倍率は0.82倍と、前月から0.04ポイント上昇しました。これは、サービス業や小売業を中心にパート・アルバイトの求人が増加していることを示しています。
政府の対応
厚生労働省は、雇用市場の状況を注視し、必要に応じて適切な対策を講じるとしています。同省は、雇用の安定や労働力不足対策に重点を置いた政策を推進する予定です。
関連情報
- 厚生労働省：https://www.mhlw.go.jp/
- 労働政策審議会：https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002jjru-att/2r9852000002jhx5.pdf
第378回労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会 資料
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