青森県がクロマグロ資源管理の取り組みを発表
青森県は2025年1月17日、県のクロマグロ資源管理への取り組みを発表しました。
資源管理の背景
クロマグロは世界的に資源が減少しており、青森県でも漁獲量が減少傾向にあります。県では、持続的な漁業を確保するため、資源管理の強化が急務と判断しました。
取り組みの内容
県の取り組みには以下が含まれます。
- 漁獲量の削減：2025年以降、漁獲枠を現在の70トンから50トンに削減します。
- 船舶数の制限：クロマグロ漁船数を2024年以降段階的に削減します。
- 漁期の短縮： クロマグロ漁期を12月から4月に短縮します。
- 産卵場保護： クロマグロの産卵場を保護区域に指定します。
- 義務的な漁獲報告： 漁業者はすべてのクロマグロ漁獲を県のデータベースに報告することが義務付けられます。
- 科学的調査の強化： クロマグロの資源量や生態を把握するための科学的調査を強化します。
関連情報
- クロマグロは、世界最大級の回遊魚で、青森県では「ミナミマグロ」として流通しています。
- 青森県は、全国一のクロマグロ漁獲高を誇っています。
- 持続可能なクロマグロ漁業の維持は、青森県の漁業経済にとって不可欠です。
青森県は、クロマグロ資源の持続可能性を確保し、青森県の誇る漁業産業の未来を守るために、これらの取り組みの実施に努めています。
青森県のクロマグロ資源管理 [水産振興課 1月16日]
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