農林水産省、愛媛県西条市で発生した高病原性鳥インフルエンザ（国内13、14例目）に係る移動制限の解除について

愛媛県西条市で発生した高病原性鳥インフルエンザの移動制限が解除

農林水産省は、愛媛県西条市で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、移動制限を解除したことを発表しました。この制限が解除されたのは、2025年1月17日午前7時よりとなります。

発生の経緯と防疫措置

愛媛県西条市では、2025年1月15日に鶏肉加工場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。その後、農林水産省は周辺の農場を調査し、1月16日に隣接する養鶏場でも感染が確認されました。

これを受けて、農林水産省は両農場からの家きん類の移動を禁止する移動制限を1月16日に発令しました。また、感染農場周辺では消毒作業や防疫措置が行われました。

感染状況と移動制限の解除

1月17日時点での感染確認は、上記の2農場のみとなっています。周辺農場での調査でも、現時点では異常は認められていません。

農林水産省は、防疫措置が適切に行われ、感染拡大の防止に効果があったと判断し、移動制限の解除を決定しました。

関連情報

農林水産省による発表：https://www.maff.go.jp/j/shokusan/a_disease/ati/20250117/pdf/0117_01.pdf
愛媛県による発表：https://www.pref.ehime.jp/h36900/h14577241102.html
高病原性鳥インフルエンザに関する情報（農林水産省）：https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/atori/k_tori_influenza.html

注意喚起

移動制限は解除されましたが、高病原性鳥インフルエンザの感染防止に引き続き注意が必要です。家きん類を飼育している農場では、以下の対策を徹底してください。