令和6（2024）年産米の相対取引価格と数量が決定
農林水産省は2025年1月17日、令和6（2024）年産米の相対取引価格と数量を発表しました。
相対取引価格
- 令和6年産米の相対取引価格は、全等級平均で1,200円/60kgとなりました。
- 前年産（令和5年産）の1,248円/60kgと比べると、48円（3.9%）低下しています。
取引数量
- 令和6年産米の相対取引数量は、77万トンと決定されました。
- 前年産（令和5年産）の82万トンと比べると、約6%減少しています。
関連情報
- 相対取引価格とは、農家と卸売業者などの間で直接交渉して決められる玄米の価格のことです。
- 取引数量は、相対取引によって流通する玄米の数量のことです。
- 米の取引価格は、作況や需要と供給のバランスなどの要因によって変動します。
背景
令和6年産米の相対取引価格が低下した背景には、以下の要因が考えられます。
- 令和5年産米の豊作により、供給量が大幅に増加したこと
- 円安により、輸入米の価格が上昇し、国産米に対する需要が低下したこと
今後の動向
相対取引価格と取引数量の低下は、米農家の収入減少につながる可能性があります。農林水産省は、米の生産安定と価格の安定を図るため、引き続き生産調整や需給対策に取り組むとされています。
令和6年産米の相対取引価格・数量について（令和6年12月）
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