新潟県が金沢医科大学と医学部地域枠協定を締結
新潟県は、2025年1月17日（月）午前5時に、石川県の金沢医科大学と「医学部地域枠に係る協定」の調印式を行いました。
協定の概要
この協定は、新潟県内の医療機関に勤務する医師の確保と地域医療の充実を目的としています。金沢医科大学の医学部入試に新潟県出身の生徒を対象とした地域枠を設置し、合格した生徒には新潟県内の医療機関で一定期間勤務することを義務付けます。
新潟県の課題
新潟県では、医師不足が深刻化しています。近年、県内の医師数は減少傾向にあり、特に地方では医療機関の閉鎖が相次いでいます。この協定は、医師不足の解消と地域医療の維持に貢献することが期待されています。
金沢医科大学の特色
金沢医科大学は、地域医療への貢献を重視する大学として知られています。地域枠の設置は、新潟県出身の学生が母県に戻って医師として活躍する機会を増やすことを目的としています。
調印式の様子
調印式には、泉田裕彦新潟県知事、金沢医科大学の竹内秀樹学長が出席しました。両者は協定書の調印を行い、新潟県と金沢医科大学のさらなる連携強化を誓いました。
今後について
協定の締結により、新潟県出身の生徒は2025年度から金沢医科大学の医学部地域枠を受験することができます。合格者には、県内の医療機関で一定期間勤務することが義務付けられます。新潟県では、この協定を通じて医師不足の解消と地域医療の充実につなげていくとしています。
金沢医科大学との医学部地域枠に係る協定締結の調印式を行いました
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