水俣病発生地域間リモート授業の開催について
新潟県は、2025年1月17日午前7時に「令和6年度第2回水俣病発生地域間リモート授業」を開催することを発表しました。
リモート授業の目的
このリモート授業は、水俣病発生地域における児童・生徒に水俣病について学び、教訓を継承することを目的としています。水俣病は、工業廃水に含まれるメチル水銀によって引き起こされた公害病であり、新潟県を始めとする全国各地で被害が出ました。
今回の授業の内容
今回の授業では、新潟県十日町市と熊本県水俣市の小中学生がオンラインで交流します。十日町市では、水俣病を経験した方の話を聞いたり、水俣病資料館を訪問したりします。水俣市では、水俣病の被害状況や対策について学びます。
関連情報
- 水俣病発生地域間リモート授業とは？
2024年度から始まった取り組みで、水俣病発生地域の児童・生徒が互いに交流し、水俣病の歴史や教訓を学ぶことを目的としています。
- 水俣病の被害
水俣病は、メチル水銀が体内に蓄積されると、神経系や内臓に障害が出ます。症状としては、しびれ、感覚障害、言語障害、歩行障害などが挙げられます。
- 新潟県の水俣病
新潟県では、1965年に阿賀野川流域で水俣病が確認されました。被害は十日町市や小千谷市などに及び、約650人が認定患者となっています。
今後の取り組み
新潟県では、今後も水俣病の教訓を継承するために、リモート授業のような取り組みを継続していく予定です。水俣病の被害を風化させず、未来の世代に教訓を伝えていくことが重要となっています。
令和6年度「第2回水俣病発生地域間リモート授業」を開催します
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