国連安全保障理事会がリビア決議を採択、モザンビークとタンザニアで災害と衛生上の危機
2025年1月16日、午後12時
国連安全保障理事会（UNSC）は本日、リビア情勢に関する決議を全会一致で採択しました。この決議は、石油輸出を再開するための措置を歓迎し、紛争の政治的解決を求めています。
モザンビークでは、サイクロン「イダイ」の被害からの復旧が続いています。国連人道問題調整事務所（OCHA）によると、このサイクロンにより少なくとも598人が死亡し、2,000人以上が行方不明となっています。OCHAは、今後数か月で120万人が緊急援助を必要とするだろうと推定しています。
タンザニアでは、マールブルグウイルスの発生が確認されました。このウイルスはエボラウイルスと同様の致死率の高いウイルスです。世界保健機関（WHO）は、この発生を注意深く監視しており、患者を隔離し、感染拡大を防ぐための措置を講じています。
トルコでは、テロ対策法を改定する新法案が可決されました。この法案は、政府にテロ組織とみなした団体の資金調達やリクルートを禁止する権限を与えます。この法案は人権団体から批判されており、政府が反対者を弾圧するために利用される可能性があると主張しています。
関連情報:
- リビアの紛争は2011年の反政府蜂起以来続いており、国は現在、国際的に認められた統一政府と、東部の軍事司令官ハリファ・ハフタルが率いる反政府勢力に分裂しています。
- モザンビークは、南東アフリカで最も貧しい国の一つです。この国はしばしばサイクロンや洪水などの自然災害に見舞われます。
- マールブルグウイルスは、コウモリが宿主である感染症です。このウイルスは、感染者の体液と接触することで感染します。
- トルコは近年、テロ攻撃の標的となっており、政府はこれらの攻撃に対抗するための措置を求めています。
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