京都市、2023年の火災発生件数は減少も、死者は増加
京都市消防局は、2025年1月16日に「令和7年火災発生状況」を発表しました。
火災発生件数
2023年の火災発生件数は2,350件で、前年より3.7%減少しました。これは、過去5年間で最も低い件数です。
出火原因
出火原因は電気機器が最も多く（45.9%）、次いでたばこ（20.6%）、コンロ（12.4%）と続いています。
延焼面積
火災による延焼面積は、住宅火災が1,280平方メートル（前年比3.2%減）、建物火災が1,470平方メートル（同9.1%増）でした。
死傷者数
残念なことに、2023年の火災では死者数は12人と、前年の5人から増加しました。負傷者数は28人で、前年の25人から微増しています。
予防対策
京都市消防局は、火災予防に向けて以下のような対策を呼び掛けています。
- ストーブなどの暖房器具の周囲に可燃物を置かない。
- たばこの不始末に注意する。
- 電気機器の適切な使用と定期的な点検。
- 火災報知器の設置と定期的な点検。
- 避難経路の確保と家族との避難訓練。
追加情報
- 京都市では、2023年に3件の大規模火災が発生しました。
- 火災による経済的損失は約10億円と推定されています。
- 京都市消防局は、市民に対して火災予防への意識を高める広報活動を行っています。
市民は火災の危険性と予防方法を理解し、自分自身と家族の安全を守るために適切な対策を講じることが重要です。
令和7年火災発生状況
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