ガザ停戦合意、「重要な第一歩」とグテーレス事務総長が歓迎
2025年1月15日、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、イスラエルとパレスチナ間のガザ停戦合意を「重要な第一歩」として歓迎しました。
グテーレス事務総長は声明で、「この合意が命を救い、苦しみを軽減し、この紛争から抜け出す道を切り開くことを願っています」と述べました。
停戦合意は、11日間続いたイスラエルとガザ地区の武装勢力ハマスとの間の激しい衝突の後、1月14日夜に発効しました。この紛争では、イスラエル側の民間人12人、パレスチナ側の民間人232人を含む、少なくとも256人が死亡しました。
合意には、イスラエル領内からのハマスによるロケット攻撃の停止と、ガザ地区へのイスラエルの空爆の停止が含まれています。また、エジプトの仲介で人道援助をガザ地区に提供することや、紛争終結に向けた長期的な解決策を見出すための協議を行うことも定められています。
しかし、グテーレス事務総長は声明で、「停戦合意は脆弱であり、今後数日間、数週間で決定的な試練に直面するだろう」と警告しました。
同氏は、「この合意を恒久的な停戦に変え、すべての当事者に人道援助を提供し、持続可能な平和と安全の解決策を見出すために、国際社会はあらゆる努力をする必要がある」と強調しました。
米国と欧州連合（EU）も停戦合意を歓迎し、紛争の長期的な解決策を見つけるための取り組みを支持すると述べています。
Guterres hails Gaza ceasefire deal as ‘critical first step’
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