祝子発電所など9カ所、容量価値売却へ
宮崎県、2025年1月15日発表
宮崎県は2025年1月15日、県内の祝子発電所を含む9カ所の発電所の容量価値を電力総合開発機構に売却すると発表しました。容量価値とは、需要が急激に高まったときに備えて、発電所が予備電源として一定以上の発電能力を維持していることに対する対価です。
対象の発電所
- 祝子発電所（出力50万kW）
- 清武A発電所（出力25万kW）
- 清武B発電所（出力25万kW）
- 弥五郎発電所（出力17万kW）
- 川南発電所（出力15万kW）
- 新富発電所（出力15万kW）
- 野尻発電所（出力6万kW）
- 三財発電所（出力6万kW）
- 都於郡発電所（出力3万kW）
容量価値売却の目的
この容量価値売却は、県内の電力安定供給の確保を目的に行われます。急激な需要増加時にも、9カ所の発電所が予備電源として発電能力を維持することで、停電や電力危機を防止することが期待されています。
容量価値の売却額
容量価値の売却額は、電力総合開発機構との協議に基づいて決定されます。売却額は県財政に充当される見込みです。
今後のスケジュール
- 2025年4月：容量価値売却契約締結
- 2025年10月：容量価値売却開始
関連情報
- 宮崎県「祝子発電所ほか8か所の容量価値売却（発動指令電源）について」（https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/1851954959199/index.html）
- 電力総合開発機構「容量市場について」（https://www.occto.or.jp/energy/capacity_market/index.html）
【質問回答書追加】祝子発電所ほか8か所の容量価値売却（発動指令電源）について
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