国際協力機構、世界 134 カ国から約 700 人が参加した、オタワ条約第 5 回検討会議 シェムリアップ・アンコール宣言と行動計画を採択 「地雷のない世界」に向けた日本の地雷・不発弾対策協力

地雷のない世界へ前進：オタワ条約第5回検討会議宣言採択

2025年1月15日、カンボジアのシェムリアップで開催されたオタワ条約第5回検討会議に、世界134カ国から約700人が参加しました。

オタワ条約とは

オタワ条約は、対人地雷の使用、製造、貯蔵、移動を禁止する国際条約です。1997年に採択され、現在164カ国が批准しています。

シェムリアップ・アンコール宣言

会議では、「シェムリアップ・アンコール宣言と行動計画」が採択されました。この宣言では、以下の事項が強調されています。

• 対人地雷廃絶の継続的な取り組み
• 地雷遺物による被害者に対する支援の強化
• 地雷除去と不発弾除去の支援の重要性

日本の支援

日本は、オタワ条約の設立以来、地雷・不発弾対策に積極的に協力しています。日本は、2005年から2024年までの間に、約1億8,000万ドルを援助しています。この支援は、地雷除去、不発弾除去、被害者支援などに充てられています。

行動計画

行動計画では、以下の措置が求められています。

• 地雷除去と不発弾除去の活動を加速する
• 地雷遺物による被害者の支援を強化する
• 条約の普遍化に取り組む

今後の方向性

この宣言と行動計画は、地雷のない世界を実現するための重要な一歩です。日本は、今後もオタワ条約を支持し、国際社会と協力して、この目標達成に貢献していきます。

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