愛されたカピバラの『カナ』が逝去
日立市かみね動物園は、2025年1月12日午前4時に、オスのカピバラの『カナ』が10歳で亡くなったことを発表しました。
カナは、2015年1月17日に埼玉県こども動物自然公園で生まれ、同年4月に日立市かみね動物園にやってきました。好奇心旺盛で人懐っこい性格で、来園者から親しまれていました。
ここ数年、カナは健康診断で白内障や歯肉炎が確認されており、飼育員が注意深く見守っていました。しかし、1月11日の夜に食欲不振や元気がない様子が確認され、1月12日の朝に逝去しました。
カナの死を悼み、かみね動物園では1月12日から1月19日まで、献花台を設置しています。多くの来園者がカナに別れを告げ、思い出を語っています。
カピバラは、世界最大のげっ歯類で、南アメリカ原産です。温厚で草食性で、群れで生活します。寿命は一般的に6～8年ですが、飼育下では10年以上生きることもあります。
カナは、かみね動物園で飼育されていた唯一のカピバラでした。その愛くるしい姿と人懐っこい性格は、多くの人々の心に残り続けるでしょう。
カピバラの♂が亡くなりました。
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