岩手で高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜の確認
2025年1月11日、農林水産省は岩手県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表しました。
農林水産省によると、疑似患畜は盛岡市の養鶏場で飼育されていた約1,000羽の採卵鶏です。1月9日に死亡した複数の鶏が発見され、10日に実施された検査で、ウイルス性ニューカッスル病を除外する結果が出ました。
さらに詳しい検査のため、サンプルが国立研究開発法人動物衛生研究所に送付されています。検査結果は今後数日で判明する予定です。
防疫対策の強化
疑似患畜が確認されたことを受け、農林水産省は「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催を決定しました。
対策本部では、感染源の特定、防疫対策の強化、関係機関との連携などについて協議を行います。また、周辺地域の養鶏場に対する防疫措置も強化される予定です。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザとは、鳥類に感染する重篤な感染症です。感染すると、鳥は高熱や呼吸困難などの症状を示し、短期間で死亡することがあります。
- 人への感染はまれですが、鳥との接触や感染した鳥の肉や卵の摂取によって起こる可能性があります。
- 鳥インフルエンザの予防には、鳥との接触を避け、調理の際は鶏肉や卵を十分に加熱することが重要です。
農林水産省は、鳥インフルエンザの発生状況や防疫対策について、随時情報を更新しています。最新情報は農林水産省のウェブサイトで確認してください。
岩手県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について
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